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機械加工2022年5月2日

ステンレスローラーの製作

当社の機械加工工作工場は摩耗したり破損した部品の修理を得意としていますが、依頼を受けて製品を作ることも少なくありません。

 

旋盤・フライス盤・ボール盤・横中ぐり盤などの各種工作機械と、アーク溶接・半自動溶接・TIG溶接などの各種溶接設備も整っていますので、様々な種類の依頼に対応が可能となっております。

 

今回紹介するのは、こちらのステンレス製リターンローラーです。

 

農業機器メーカーからの依頼で、農業用のなんらかの設備で使われているベルトコンベアー用の部品……だと思われます。

 

金属加工あるあるですが、実際に使用している現場を見る機会がない限り、具体的にどこでどのように使われているかわからないことが多いものです。

 

車やタイヤショベルに使われている部品くらいであればおよそ想像はつきますが、農業関係となると装置の種類があまりにも多岐にわたるため、すべてを把握することはなかなかできません。

 

とはいえ、実際に生産する製品は依頼通りに真面目に手抜きせずに作りますので、ご安心ください。

 

 

まず、メインのローラーとなるステンレスのパイプを必要な長さで切断します。

 

材料問屋で在庫している定尺の長さで搬入されますが、大まかに長さを決めるために、高速切断機での切断となります。

 

 

続いて、左右のシャフトをはめ込むために内径を仕上げながら、端面も削って長さを決めます。

 

はめ込んだシャフトを溶接で固定するため、ローラー側に穴を開ける加工も行います。

 

 

同時に、別工程で左右のシャフトも製作します。

 

こちらもステンレスの丸棒からの削り出しです。

 

 

シャフトをローラーにはめ込んだら、いったん溶接で固定します。

 

 

続いて、ローラーの外径とはめ込んだシャフトの芯を合わせるために削りながら、

フランジの仮止めも行います。

 

 

最後に、フランジの本付けとベルトの引っ掛かりを作るための盛り上げ溶接を行い、完成となります。

 

一つ一つの作業は複雑なものではありませんが、工程が多く、複数の部署を行ったり来たりしながら作業が行われるため、時間のかかる業務となります。

 

とはいえ、メーカーお抱えの工場などの場合、納期は数か月かかることもざらにありますので、それと比べるとかなりスピーディな対応ができていると考えております。

 

修理品に限らず、製作物の場合も、できる限りご要望にお応えしますので、まずはご相談ください。